CASUCAブランド誕生秘話

CASUCAブランド誕生秘話


すべてはハッカから始まったのでした。
2007年春、日本テレビでドラマ「ホタルのヒカリ」のオンエアが始まると、その第一回目に主演の綾瀬はるかさんが身につけていたとてもとても小さなネックレスが、ドラマを観ていた多くの女性の目を釘付けにしました。
そのネックレスに気をとめた人たちは、すぐにテレビ局のサイトをチェックしたり、録画のタイトルバックをコマ送りにして、そのネックレスのブランドを特定しようとしたところ、ほどなくCASUCAというのがどうもそのネックレスのブランドではないかということが、明らかになってきた。しかし、検索エンジンを使って調べても、どこにもCASUCAというブランドのホームページも見つからなければ、なにひとつとして情報が見当たらない。
それもそのはず、そのCASUCAというブランドはスタイリストの安野ともこが自身の仕事に使うためにデザインし、知り合いの作家に頼んで作ってもらっていた幾つかのジュエリーを、このままではもったいないから商品化しようということで、そのブランド名もそのジュエリーたちの持つ「はかなくてかすかなたたずまい」という雰囲気と、安野ともこが子供の頃の思い出に残る近所でよく遊んだあばら家をスペイン語で表すCASUCAという名前に落ち着いたという、まだそんな段階で、たまたま「ホタルのヒカリ」で綾瀬はるかさんが身につけることになってしまったのです。
気がつけばネット上で何人もの人がCASUCAを探していたり、web検索するとまったく関係のないジュエリーショップに誘導されるという事態に直面し、これは一刻も早くブランドを立ち上げて発表しなければと、慌てて商品の撮影をしてホームページも作ることになりました。
そんなこんなで最初はお店があるわけでも、セレクトショップなどに卸してもいなかったので、ホームページで通信販売という形でのみ販売をしていました。メールで注文してもらい、こちらもメールに返信しお金を振り込んでもらい発送する。それもジュエリーケースはケース屋さんで買ってきたものにみんなで絵の具を塗ってCASUCAらしさを出したり、本当に手探り手作りのブランドからのスタートでした。
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